バタフライスツール

柳宋理(http://japon.net/yanagi/indexj.shtml)

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柳宗理の傑作  バタフライスツール
戦後、イームズのもとでレッグスプリントの存在を知った柳宗理は帰国後、成型合板の可能性を模索しながらこの遊び心あるバタフライスツールのデザインを思い立ちました1957年、第11回ミラノトリエンナーレに招待・出品されたバタフライスツールはインダストリアルデザイン金賞を受賞。
ニューヨークの近代美術館をはじめ、ルーブル美術館やメトロポリタン美術館にパーマネントコレクションとして収蔵され、世界中から高い評価を得ている名品。

Sori Yanagi 柳 宗理
1915年、東京生まれ。東京都美術学校(現・東京芸術大学)油絵科卒業。
坂倉準三事務所を経て、1952年柳デザイン研究会を設立。
ル・コルビュジエのパートナー、シャルロット・ペリアン来日時には、そのアシスタントも努める。
有名なバタフライ・スツールは多くの美術館に永久保存されている。東京オリンピックの聖火リレーのトーチ・ホルダーや競技場の座席をなどをデザインするなど、家具だけではなく、自動車や高速道路、橋など幅広くデザインを手掛けている。