霞ヶ関ビルディング
霞が関ビルディング(かすみがせきビルディング)
1968年(昭和43年)竣工 地上36階、地下3階、最高高さ147m。
日本初の超高層ビル(オフィス・商業施設・複合施設)
設計は山下寿郎設計事務所、施工は三井建設と鹿島建設によるJV(共同企業体)、事業主体は三井不動産である。
五重塔からヒントを得て鋼材を組み上げた柔構造を採用、日本の耐震構造の基礎になった。
百尺規制(高さ制限のこと)
「プロジェクトX 挑戦者たち」 2001年5月15日 NKH
霞が関ビル 超高層への果てなき闘い
〜地震列島 日本の革命技術〜
昭和43年に完成した「霞が関ビル」は、地上36階、高さ147mで、日本初の超高層ビルである。
それまでは、建築基準法により、ビルの高さは31メートルに制限され、地震と台風の国・日本では、高いビルの建設 は不可能とされていた。
工事は、鹿島建設の二階盛(ニカイサカリ 50歳)をリーダーに、35歳以下の技術者によるプロジェクトで、日本初の 難工事に挑んだ。
番組では、二階盛と若手技術者の奮闘を軸に、困難をどのように乗り越えて日本初の摩天楼を完成させたのか、1000日の熱いドラマを、再現映像を織り交ぜて紹介する。