国立ソフィア王妃芸術センター(Museo Reina Sofia)

現在は美術館になっている建物は、聖カルロス病院として18世紀に建築された。
建築家はホセ・エルモシージャとフランシスコ・サバティーニによる。
その後「歴史的美術的建造物」として保存建造物に指定され、アントニオ・フェルナンデス・アルバの指揮により、建物の修復工事が始まり、1986年4月に『レイナ・ソフィア・芸術センター』として開館した。現在の象徴的なガラス張りのエレベーターは、イアン・リッチーの設計により1988年につくられたものである。

その後増築計画で、2001年にはジャン・ヌーベルの設計で18世紀の建物に21世紀設計の建物がつなげられた。

美術館は、1988年5月27日文化庁の管轄におかれた機関となり、ピカソの『ゲルニカ』の展示が始まった。現在の美術館の面積は、84,048?となり、世界でも有数の展示可能面積を誇る美術館である。

国立ソフィア王妃芸術センター