ルイーズ・ブルジョアの個展がポンピドゥセンターで開催。

ルイーズ・ブルジョワ(Louise Bourgeois,1911- Pari)
(MAMAN・蜘蛛の作品は六本木でも展示されたことが在る。)
ソルボンヌ大学で数学を学んだが美術の道を志し、エコール・デ・ボザールを含むいくつかの美術学校で学びアーチストになる。
1938年にアメリカ人の夫と共にアメリカに渡り、以来ニューヨークで暮らしている。
自身の少女時代のトラウマからインスピレーションを受けた作品が多い。

「痛みという主題こそ私の専門だ。不満や苦痛に意味と形を与えること。私の身体に起こったことには形式的な相が与えられなくてはならない。だから、痛みとは形式主義への身代金なのだ」 (横浜美術館でのブルジョワ展カタログの中でのルイーズ・ネリによる引用)

ポンピドゥー・センター(Centre Pompidou)パリにある総合文化施設で、正式名称はジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センター(Centre National d'Art et de Culture Georges Pompidou)という。

ポンピドー・センターがあるのはパリの中心、ボーブール(美しい村)と呼ばれるエリアです。
交通渋滞を緩和するため、もとあった卸売市場は郊外に移転しましたが、それに伴ってこの地域の再開発が進められました。
当時の大統領、ジョルジュ・ポンピドー(Georges Pompidou)はここに現代文化施設を建設することを発案、1977年1月31日、ポンピドー・センターが誕生しました。コンペで勝ち取ったのは、レンゾ・ピアノリチャード・ロジャース{ピアノ&ロジャース)のコンビが勝ち取った。

外観は内部空間を最大限自由にするため、設備配管や水道管、ダクト(赤:循環系、黄:電気系)をすべてむき出しにするという方法をとり、化学工場を思わせるものとなった。
そのおかげで、パリには景観論争が繰り広げられたが、今では名所のひとつになっている。以降この表現は二人のトレードマークのようになるが、コンペの競合中この案が一番前広場を大きくとっていたことはあまり知られていないが、評価するポイントである。

R・ピアノ http://www.rpwf.org/frame_works.htmR・ロジャース http://www.richardrogers.co.uk/