モダニズム (Modernism)


Modernism
  (モダニズム)   -n.近代の、近代主義のこと。

モダニズム
19世紀末から20世紀にかけて世界中で、起こった芸術運動のこと。
従来の芸術の価値観に囚われない新しい表現を目指した。

特に建築の世界においては、過去の装飾を用いた様式建築を否定する「ウィーン分離派」「デ・スティル」「バウハウス」などの動向が顕著で、合理的で機能的な建築が理想とする建築運動が時代を牽引した。

「現代建築」と「近代建築」という呼称は、便宜上、近代→現代となるが、大きな様式や思想上の区分は明確ではない。モダンの後にという意味の「ポストモダン」という様式が歴史上20世紀後半に起こったとされるが、今となってはこれも大きな意味では「モダニズム」の一派生用語で、様式上区別されるものではないとされる見方もある。
つまり、現代とはまさに「今」であり、将来様式として区別されなかった場合には、「近代という様式」の区分に含まれる可能性があるという考え方である。