フィリピンのボホール島にある特殊な地形のこと。
30mぐらいの大小の円錐形の丘が1000以上もある。
200万年前に海底がマグマの動きでゆっくりと隆起し、今のような景色になったといわれている。
丘のほとんどは珊瑚礁からなる石灰岩でできているので木は育たず、草に覆われている。普段は緑生い茂る丘だが、乾季になると、植物が茶色くなり、チョコレート色になることから、このように呼ばれる。
いまだこの自然現象は解明されていないが、それゆえに悲しい伝説が語り継がれている。
いずれにしても、色々な物語を創造するくらい、この絶景は人の心を揺さぶるものだ。
「チョコレート・ヒル」